U17サッカー日本女子代表(2010)日テレ・ベレーザ所属
村松智子さん
04 スポーツ豆知識「親子で外遊びをしよう!」
U17サッカー日本女子代表(2010)日テレ・ベレーザ所属
村松智子さん
やっててすごく楽しいから
サッカーを始めたのは5 歳年上の兄の影響です。兄がサッカー少年で、それを近くでずっと見ているうちに自分もやりたいなと思いました。地元世田谷のサッカーチーム(なかまちFC)に入ったのが小学校2年の終わりです。私の父も母もほとんどスポーツをしてこなかったような人なので、きっと「女の子がサッカーなんて…」と思ったのでしょう。最初は結構反対されました。それでも、私が他の遊びには目もくれず、いつもサッカーボールを蹴って遊んでいるのを見て、そんなに好きなら…と許してくれたのだと思います。今はサッカー少女も増えましたが、当時はチーム内に女子は私1人だけでした。たびたび、どうしてサッカーがいいのと聞かれましたが、私は「やっててすごく楽しいから」としか言えません。それは今も同じです。
最初はみんなが自分より上手だった
小学校4年生のときに、今度は地元の女子だけのチーム(バディFC)に入りました。小学校でもサッカー部に入っていて、当時からすでに火・木・土・日が練習日。練習のない日もサッカーボールで遊んでいたので、小学低学年から今まで、ずっとサッカー漬けで来たように思います。区立玉川中学1年のとき、憧れだった日テレ・ベレーザ下部組織の日テレ・メニーナの選抜試験にパスして、いよいよ本格的にサッカーを始めました。メニーナに入ったばかりの頃は、まわりは男の子たちとずっとプレーしてきた上手な子ばかり。私は特別足が速いわけでもなく、強烈なシュートが打てるというのでもないので、自分1 人が取り残されてる感じがしました。
絶対無理だと思っていたユース代表入り
今はDF に定着していますが、メニーナに入ったばかりのころはフォワードやゴールキーパーもやりました。定着したのは中学3年くらいから。DF はつまらないという人もいるけど、私は大好きです。相手のボールを奪えたとき、無失点で試合を終えたときの気分は最高です。高校は都立世田谷総合高校へ。この頃から、自分でも日に日に上手になっていくのを感じ、レギュラーで使ってもらえるようになりました。そして昨年は、メニーナの一員として全日本女子サッカー選手権ユース(U18)で優勝。そして、これは正直予想していなかったのですが、U17 ワールドカップの日本代表に選ばれました。もう、ホントに嬉しかったです。しかもずっとレギュラーで出れて、チームが準優勝できるなんて…。
体が大きいのにすごく足も速い外国人選手
ワールドカップの一番の収穫は、海外の選手と戦って、自分はどのくらいまでできるのかを試せたこと。外国選手で驚いたのは、身体能力の高さや当たりの強さはもちろんですが、あれだけ体が大きいのにすごく足が速いこと。テクニック面ではかなり荒いところがあったり、ボールの奪い合いの場面では意外にすぐあきらめたりするところがあるのですが、ココというときの足の速さには圧倒されました。優勝した韓国はプレースタイルが日本ととても似ていて、決勝戦は日本人同士でやってるみたいでした。最終的には3-3の同点になり、PK 戦で負けて優勝を逃がしました。その悔しさは今も忘れません。もう一度世界大会に出場して、今度は絶対に優勝したいと思っています。
目標とする選手は同じチームの岩清水選手
目標とする選手は、なでしこジャパンでも活躍されたDF 岩清水さんです。私と同じメニーナの出身で、ベレーザの良き先輩としていろんなことを教えていただいています。とにかく気持ちが前面に出る選手で、一緒にプレーしていて心強いんです。いい目標が身近にいてくれるのでとてもラッキーだと思います。将来はもちろんプロを目指します。まずはベレーザの中心選手になって、それから岩清水さんのような日本代表に欠かせないDF になること。今の私はベレーザでも最年少。まだポジションのとり方やボールまわしなど、勉強しなければならないことが山ほどあります。でも、できれば5年後ぐらいには、なでしこジャパンのユニフォームを着てピッチに立ちたいと思います。